電気トラブル FAQ & 現場のリアル

── 停電、漏電、焦げ臭い…すぐ役立つ対応ポイント
監修: 佐藤良宣(ZENBU+緊急駆けつけコールセンター統括マネージャー)
⚡ FAQ
Q1. 電気が突然使えなくなった場合の確認ポイントは?
A
ブレーカーが落ちていないか、停電していないか、電気料金が未払いでないかを確認しましょう。停電なら電力会社に連絡を。
詳細説明
- まずは分電盤の主ブレーカーや各ブレーカーを確認
- 近隣が停電しているか確認し、停電なら電力会社に問い合わせ
- 未払いの可能性があれば電力会社へ支払状況を確認
Q2. ブレーカーが頻繁に落ちる時の原因と対策は?
A
電気を使い過ぎているか漏電の可能性があります。一度に使う電気の量を減らしてみて、直らなければ駆けつけ業者に連絡しましょう。
詳細説明
- 同時に多くの家電を使用している場合は使用量を調整
- 使用量調整後も頻繁に落ちる場合は漏電の可能性が高い
- 漏電は感電や火災のリスクがあるので早めに業者を手配
Q3. コンセントや家電から焦げ臭い臭いがした時、まず何をすべき?
A
すぐに電源プラグを抜き、ブレーカーを落として安全を確保します。煙が出ている場合は119番通報し、点検や修理は駆けつけ業者へ依頼します。
詳細説明
- 感電防止のため、プラグを抜く際は乾いた手で
- 煙が出ている場合、火災の恐れがあるためすぐ消防に通報
- 消火後、安全が確保されてから業者による点検を依頼
Q4. 漏電が疑われる時、安全のためにすべきことは?
A
ブレーカーを落として全ての電気使用を止めましょう。漏電のランプがついていたら駆けつけ業者にすぐ点検を依頼します。
詳細説明
- 分電盤の漏電遮断器を落としてすべての電気使用を停止
- 漏電表示灯が点灯している場合は専門業者による調査を
- 感電の危険があるため、漏電修理は自分で絶対に行わない
💬 佐藤マネージャーの現場リアル
松川 印象に残っている電気トラブルは?
佐藤 停電で電気が復旧しても、屋上の貯水槽ポンプのブレーカーが落ちて全館断水になることがあります。水が戻らない場合はポンプ室のブレーカーを上げ直す必要があります。また、コンセントから火が出ているという連絡をいただくことがありますが、その際はまず119番通報が最優先です。
まとめ
- 停電時の断水は貯水槽ポンプのブレーカーを確認
- コンセントからの発火や煙は迷わず消防へ通報
- 漏電・焦げ臭いなど危険な兆候があれば早めに専門業者へ依頼を
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