ガラストラブルFAQ&現場のリアル

── 割れた!ひび?穴? ―― “触らず養生”が基本
監修: 佐藤良宣(ZENBU+緊急駆けつけコールセンター統括マネージャー)
🪟 FAQ
Q1. 窓ガラスが割れた際の安全な応急処置方法は?
A
破片に触れず安全距離を取り、靴着用で二次被害を防ぐ。管理会社へ連絡し応急養生を依頼。
詳細説明
- 割れた破片は飛び散りやすいため近づかない
- 厚底靴・スリッパで足を保護
- 管理会社または駆けつけ業者へ連絡し、ブルーシートや段ボールで仮養生を依頼
Q2. 割れたガラスの片付けで気をつけるべきポイントは?
A
怪我防止のため自力で回収せず専門業者へ任せる。やむを得ず片付ける場合は厚手手袋とガムテープを使用。
詳細説明
- 手袋は軍手ではなく厚手革手袋が望ましい
- 大きな破片は新聞紙で包み、細かい破片はガムテープで吸着
- 片付け前後で写真を撮り、保険申請用に保存
Q3. 台風等でガラスが割れそうな時、何をすればいい?
A
シャッターを閉めるかガムテープ・段ボールで内側を補強。飛散防止フィルムがあれば貼付。
詳細説明
- シャッターが無い窓は内側から「米の字」テープ補強
- 段ボールは濡れても破れにくい二重重ねが安心
- 飛散防止フィルムはホームセンターの簡易タイプでも効果あり
Q4. ガラス修理業者が到着するまでの対策方法は?
A
開口部をビニールシートと養生テープで仮塞ぎし、風雨を遮断。落下しそうな大破片は触らず養生のみ。
詳細説明
- シートは外側でなく室内側に貼ると風圧で剥がれにくい
- 養生テープは縁取り+×印で補強
- 大片は動かさず「触るな」テープを貼って注意喚起
💬 佐藤マネージャーの現場リアル
松川 台風や地震でガラスが割れたら?
佐藤 基本的に、ガラスが割れたら大変危険なので、破片には触れず専門業者を待ってもらいます。保険対応になることが多いので現状写真を残すようお願いしています。
まとめ
- 触らず養生 → 専門業者へ が鉄則
- 写真記録が保険申請の近道
- テープ補強は “×+枠取り” が飛散防止の基本
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