無料から始める!管理会社の「困った」を解決するコールセンターとは?
中小規模の不動産管理会社では、資金や人材の不足からサービス向上のための投資が難しい現状があります。この課題に取り組むため、ZENBU+は「無料コールセンター」を立ち上げました。今回は、この新しい取り組みについて、ZENBU+代表取締役の松下と、アセットコミュニケーションズ代表の近藤が語り合いました。
「建物×メンテナンス」で未来を創る ZENBU+のミッション
近藤統嗣(以下、近藤):
今日はZENBU+が新たに提供を始める「無料コールセンター」の詳細を伺います。まず、このサービスを提供するZENBU+のミッションから教えてください。
松下直文(以下、松下):
ZENBU+のミッションは「建物を通じたメンテナンスサービスを提供し、入居者や管理会社、大家さんが快適に過ごせる環境をつくる」ことです。これまでは主に部屋の中でのトラブル対応が中心でしたが、最近では部屋の外、共用部緊急対応のニーズが高まってきています。こうした多様なニーズに対応できるサービスを展開しています。
中小管理会社が直面するリアルな課題
近藤:
大手企業は入居者の問い合わせ対応などに投資をしていますが、中小企業では難しい現実がありますよね。
松下:
そうですね。国内の宅建免許を持つ不動産会社は約13万5,000社あり、管理会社は約2万社弱。その90%以上が社員数名〜10名未満の小規模企業です。資金力も人材も不足し、設備の老朽化に伴うトラブル対応が追いついていない状況です。
近藤:
必要性は感じていても、対応するのが難しい状況ですよね。
松下:
はい。さらに、高齢化による人材不足も深刻化しています。多くの企業が外注の電話受付サービスを利用していますが、問題の根本的解決には至っていません。
AIを活用した新しい解決策
近藤:
具体的にはどのような問題があるのでしょうか?
松下:
契約や解約など、明確なルールがあり自動化しやすい業務でも、現状はコールセンターが受付だけをして不動産会社に伝えるという流れです。私たちはこうした業務をAIで自動化し、無料で提供することで、中小企業の導入のハードルを下げています。
近藤:
小規模企業ほど、導入の際のコストが障壁になっていますからね。
「無料体験」で導入へのハードルを下げる
松下:
その通りです。管理料が低下する中、企業はサービスを外注したくても予算がないのが現実です。しかし予算さえあれば、多くの企業はすぐにでも導入したいと考えています。
近藤:
だからこそ、まず無料で実際にサービスを体験してもらうことが重要なんですね。
松下:
はい。その後も運用コストを抑えた会員モデルを提供し、中小企業に最先端のサービスを継続的に届けたいと思っています。
ZENBU+が目指す業界の未来
近藤:
ZENBU+として、この取り組みを通じて業界全体のサービス向上や効率化を推進していきたいですね。
松下:
はい。一緒に業界をより良くしていきましょう。本日はありがとうございました。
近藤:
こちらこそ、ありがとうございました。